2006年07月27日
Amazon(アマゾン) 仮想商店街事業に参入、楽天・ヤフーを追撃
FujiSankei Business i.『「仮想商店街」は戦国時代 楽天10兆円へ アマゾン、新規参入 』より
インターネット書籍販売最大手のアマゾンジャパンが、自社サイトに小売店など第三者の出店者を集めて仮想商店街機能を導入する計画が26日、明らかになり、仮想商店街ビジネスは今後、新たな戦国時代を迎えることになる。
これは、面白いニュースですねー。アマゾンが仮想商店街に参入するということは、仮想商店街で先行している楽天(楽天市場)とヤフー(ヤフー・ショッピング)にとっては、けっこう大きなダメージを与えることになるのではないでしょうか。
実際、今回のアマゾンのニュースの影響を受けて楽天とヤフーの株価が急落してますからね。
Amazonくらい集客力のあるサイトなら、書籍やCDを買うついでに、仮想商店街「Amazon ショッピング」で【ついで買い】する人もいるでしょうしね。その逆の【ついで買い】もしかり。
「Amazonでは買えないものはない」というようなサイトになってしまいそうです。もう百貨店という枠を超え、様々なお店が集まっている一つの街みたいな感じですね。
同社は今後、仮想商店街機能を導入して第三者による商品を加えることで商品数を拡大し、利用者の利便性を高める計画だ。親会社の米アマゾンは02年から仮想商店街機能を展開している。
アメリカのアマゾンでは、今年の1-3月期の仮想商店街を通した販売商品数が全体の約3割を占めたと読売新聞には書いてありました。
アマゾンが仮想商店街に参入するということで、お店を出店する側からしてみたら選択肢が増えますが、今後さらに売上げに格差が出てくることが予想されます。
楽天市場などでランキングに入るほどのお店なら、そこで得た利益をヤフー・ショッピングやアマゾンの仮想商店街への出店へと投資していけます。
これにより、知名度や信頼度がアップし、お店の入り口自体もどんどん増えるので、売上げも比例して上がっていくという流れができます。
逆に、この流れが作れないショップは、見向きもされないかもしれません。
リアルの世界でも「格差社会」という言葉が出てきたように、オンラインショッピングの世界でも「格差」が広がっていくと思いますね。
アマゾン、楽天、ヤフーの仮想商店街を通した三つ巴も注目ですが、そこにお店を出すショップの動きにも注目ですね。
ただ、アメリカではGoogleがオンライン決済サービス「Google Checkout」というお財布を持ったでの、この機能が日本にも入ってきたら、仮想商店街というコンセプト自体が古いものになってしまう可能性もありますが。。
「Google Checkout」を使えば、仮想商店街という中継点を経由しなくても、直接、ショップとユーザーを結びつけることができるので、わざわざ、仮想商店街に出店する必要がなくなります。
集客はGoogle AdWordsでできますからね。
ただ、仮想商店街もなくなるとも思えないでの、ある程度、資本的に体力のあるショップのみ仮想商店街に出店して、体力のないショップは「Google Checkout」を使うという2つの図式ができるのかなぁーというのが、今の予測です。
