2006年09月18日
Googleが目指す今後の進化とは?
日経BP『「次のステップでユーザー別の検索結果を提示したい」−−グーグルの村上憲郎社長』より
グーグルの村上憲郎社長は2006年9月12日に東京都内で開催された「Network Summit 2006」で,Googleが目指す今後の進化を語った。
「Googleが目指す今後の進化」。これって、「インターネットの今後の進化」と言い換えられるかもしれませんね。
グーグルの村上憲郎社長は、この講演の中で「あらゆるカテゴリのインデックスを統合する」、「ユーザーに合わせて検索結果を表示する」という次なる目標を挙げたようです。
講演を通して村上氏は,Googleのミッションである「世界中の情報を整理して,世界中の人がアクセスできて,使えるようにすること」を繰り返し強調した。
現在、Googleが取り込んでいる、世の中の全ての本をデジタルにするという活動もその一つですね。
Googleのビジネスはこのミッションに加え,「サービスを無料で提供する」「収入は広告収入のみ」という三つのポリシーで成り立っている。
世の中の情報を整理して、それを無料で提供して、提供した情報に関連する広告を表示するという。
真似しようと思っても、真似のできないビジネスモデルなので、ここにGoogleの可能性を強さを感じてしまいます。
これらの三つのポリシーの中核となるのは「技術」。
なぜ、Googleのビジネスモデルを真似できないのか?それは、圧倒的な技術力が必要だからです。
Googleには、世界中から優秀なプログラマーや数学者などが集まってきますし、「Googleで働くのはCoolだ!」という雰囲気もあるので、優秀な人材がどんどんGoogleに流れていくという最高のスパイラルが形成されるんですよね。
世界のトップ10%の優秀な人材が集まれば、他社がなかなか真似のできないサービスが提供されてもおかしくないですよね。
講演の最後に,村上氏はGoogleが考える次のステップを明かした。現在は誰に対してもが同じ検索結果が表示されているが,今後は「ユーザーがどういう情報を検索し,表示された検索結果からどのような情報をクリックするのかを観測することで,Aさんに対してはAさん向けの結果を出したい」(村上氏)。
検索結果が個人によって変わってくるということですね。
「ユーザーの納得と同意を得たうえでようやく実現できること」と村上憲郎社長は言っているので、おそらく、パーソナライズにログインしたユーザーに対してだけ提供するサービスになると思いますが、これが一般的になったら、SEO会社は困ってしまうでしょうね。
SEOを100%完璧にやったとしても、その検索結果は人によって違う訳だし、その検索結果自体も、その人じゃないと見ることができませんからね。
今回のこのニュースは、今読んでいる本「Google誕生 —ガレージで生まれたサーチ・モンスター」と重なってしまいました。
この本、400ページ以上もある本なのですが、かなりエキサイティングな本ですね。
| Google誕生 —ガレージで生まれたサーチ・モンスター デビッド ヴァイス マーク マルシード 田村 理香 |
