2006年10月24日
ソフトバンク 通話料金定額制の「ゴールドプラン」「予想外割」を発表!
ITmedia『6つの予想外——ソフトバンク孫社長の秘策』より
ソフトバンクモバイルは、番号ポータビリティ(MNP)開始前夜の10月23日、緊急記者会見を行い、新料金プラン「ゴールドプラン」「オレンジプラン」「ブループラン」を発表した。
ADSLで日本のブロードバンドに革命を起こした時と同様に、携帯でもソフトバンクの孫さんがやってくれました。
これは、すごい!
ドコモとauが一番嫌がる戦略できましたね。できれば、価格競争だけはしたくなかったでしょう。
でも、ソフトバンクモバイルが生き残るためには、このビックサプライズでスタートダッシュをするしかないという戦略でしょうね。
それでは、ソフトバンクモバイルの新料金プランを見ていきましょう。
ソフトバンクモバイルは「6つの予想外」というテーマで発表したそうです。
CMでも「予想外」というキーワードをよく使っていましたが、今考えると、番号ポータビリティ制の前日に発表された「新料金プランという予想外」につながる戦略だったのですね。
これまでの「予想外」は、「新料金プランという予想外」の伏線だったのでしょう。
では、「6つの予想外」とはどんな予想外なのか?
予想外1
通話料0円!
これは、ソフトバンクモバイル携帯電話を使っているユーザー同士なら、通話料が0円ということです。
PHSでは、ウィルコムが「ウィルコム同士は無料」というサービスを月額2900円でやっていますが、携帯電話ではソフトバンクモバイルが初ですね。
ただし、制限があります。電話が混み合う21時から0時台までの通話時間が月に200分を超えたら、30秒ごとに21円かかるそうです。
1日に200分じゃないんですね。。月に200分。ということで、夜9時から午前1時までの4時間の長電話は注意が必要ですね。月200分なんて、すぐにいってしまいそうですからね。
僕がオーストラリアに住んでいる時に使っていた携帯は、同じ会社なら、20時から0時までは最初の20分間は無料で通話ができました。
だから、みんな昼間は電話しないで、夜の8時になると、一斉に電話をし始めます。そして、20分話したら、一度切って、また電話し直すという使い方でしたね。
ソフトバンクモバイルの場合は、恋人同士で長電話をする場合は、夜の9時から午前1時以外の時間帯でした方がよさそうですね。
予想外2
メール代0円!
これは、SMSのみということです。
S!メールの送信・受信については料金が発生します。
予想外3
月額基本料0円!
加入月から最大2カ月の基本料金を無料にするということです。
予想外4
パケット定額0円!
加入月から最大2カ月のパケット定額料金を無料にするということです。
予想外5
基本料70%オフ!
本来9600円のゴールドプランを2880円に割引するということです。
これぞ、まさに「予想外割」!すごい割引ですね。
なんだか、ビールのカロリーオフ並ですね。
ちなみに、この基本料70%オフが受けられるのは、2007年1月15日までの加入者限定ということです。
予想外6
10月26日に発表されます。どんなサプライズが待っているのでしょうか?
ソフトバンクモバイルは「6つの予想外」の5つまでを見てきましたが、何が予想外って、やっぱり、月額2880円でソフトバンク同士なら通話料定額ということですね!
ボーダフォン時代に「LOVE定額」がありましたが、今度は、ソフトバンクモバイルをお互い契約すればいいだけです。
しかも、最初の2ヶ月は月額基本料とパケット代が0円!
ソフトバンクモバイルの孫さんは、「携帯では大人のソフトバンクで行く」と言っていましたが、今日から始まる番号ポータビリティ制の前日にこんな発表するなんて、やっぱり、かなりの戦略家ですね。
本当に上手いなぁーと思いました。まさに、「予想外」です。
月2880円出せば離し放題なら、ドコモやauを使っている恋人同士や家族が揃って乗り換えようと思うサービスですね。
日本の携帯電話料金は世界に比べて高機能ですが、高いと言われています。
逆にパソコンのインターネット料金は世界一安いです。
これは、ソフトバンクが当時では信じられない程安い価格でADSLを始めたことにあります。
つまり、ソフトバンクBBのおかげで、我々日本人は、安くて高品質なインターネット環境を手に入れました。
インターネット後進国の日本がインターネット先進国になってしまいました。
そして、携帯でも、ソフトバンクが価格革命を起こし始めましたね。
元々、ドコモやKDDIは儲けすぎなんですよね。。その利益をユーザーへのサービスにもっと転換すべきだと僕は思っていました。
お金のかかるタレントを使ったCMをバンバン打つ前に、通話料を定額制にして欲しいと思っていました。
今回のソフトバンクモバイルの発表を受け、ドコモとauもなんらかの対抗策を打ち出して来るでしょう。
ドコモとauが一番避けたかった価格競争に入ることになります。
「やっぱり、革命を起こすのは孫さんみたいな人がトップにいる会社なんだなぁー」とあらためて思ってしまいましたね。
ドコモのようなお役所のような企業では無理ですよね。
ちなみに、ソフトバンクモバイルのパケット通信料に関しては、月額1029円〜4410円の2段階定額方式の「パケットし放題」があります。(PCサイトブラウザを利用すると上限は5985円)
そして、X01HTのようなスマートフォンからPC向けサイトなどにアクセスした場合の上限は1万290円ということです。
ソフトバンクモバイルには、パケット通信料の定額制に関しても「予想外」なプライシングをして欲しいですね。
個人的には、番号ポータビリティ制を通した携帯会社3社の戦いは、ソフトバンクモバイルを応援したいですね。
ソフトバンクモバイルが勝ち抜けば、日本のモバイル環境がさらに加速度的に良くなると思います。
