2007年09月30日
企業の経常利益は過去最高、年収は9年連続ダウン
FujiSankei Business i.『企業の経常利益、最高更新…06年度、売上高も最高に』より
財務省が27日発表した2006年度の法人企業統計によると、全産業の経常利益は前年度比5・2%増の54兆3786億円と過去最高を更新した。
財務力を含めたその企業のトータルな実力が見える経常利益ですが、日本の企業は過去最高の数字を出しました。
設備投資は2001年以降で最高水準になり、売上高も過去最高ということです。
つまり、増収増益、すごく儲かっているということですね。
しかし、サラリーマンの給料は9年連続でダウンという、一見すると矛盾するような結果となっています。
民間企業に勤める人が2006年に得た平均給与は前年より1万9000円少ない434万9000円と、9年連続で減少したことが27日、国税庁のまとめで分かった。
サラリーマンの平均年収は434万9000円ということです。住宅ローンがあり、子供が2人くらいいたら、かなり厳しい年収になってしまうのではないでしょうか。
源泉徴収された所得税の総額は、定率減税縮小の影響で9・9%増の約9兆9000億円となり、3年連続で増加した。
つまり、こういうことですね。
企業は儲かっている。しかし、そこで働いているサラリーマンの給料は減っている。しかも、税負担が増えているので国は潤うことになるが、サラリーマンはさらに厳しい状況。
ちなみに、給与所得者のうち、年収300万円以下の割合は38.8%、100万円以下は8.0%で低所得者の割合は増加しているようです。
男性は300万円〜400万円以下の層が485万人で全体の17.7%、女性は100万円〜200万円以下の層が472万人で全体の27.1%ともっとも多いということです。
また、年収1,000万円を超えた人は9万5,000人増えて224万人になりました。
まさに、格差社会ということですね。
