2007年10月04日
FTTH(光回線)の地域格差が鮮明に
日経BP『FTTHの地域格差(1) 都市と地方の格差解消が課題』より
人口10万人以上の自治体では,すべての自治体でFTTHサービスが利用可能であるのに対し,1万人未満の自治体では2割足らずしか利用できない──。「平成19年版情報通信白書」が示すデータだ。
FTTHとはfiber to the homeの略で、光ファイバーを使った高速インターネット回線のことです。俗に言う、光回線ですね。
そんなFTTHですが、地域によって格差が鮮明になったきたというニュースです。
もう、今はなんでもかんでも格差ですね。
FTTHは、2007年3月末に880万契約を突破し、前年度比61%増の伸びで急成長しているということです。
そして、東京都,神奈川県,大阪府ではほぼ100%の世帯カバー率になっています。
2007年3月末における都道府県別のブロードバンド利用可能世帯数は4863万世帯となり,全世帯の95%に達した。
だが,残り5%の247万世帯はまだブロードバンド・サービスが全く利用できない「ブロードバンド・ゼロ地域」となっている。
ADSLを含めたブロードバンドは、日本全国で95%の世帯カバー率です。
こんな国は世界中探しても日本くらいにしかないでしょう。
そういう意味では、これは日本の強みですね。小国ならではの強みです。意外と言われていないですが。。
なので、FTTHが地域格差があるというのも、それほど気にすることはないと僕は思っています。
去年の8月に「日本は世界に比べてADSL料金は安いけど、携帯料金は高い」という記事を書きましたが、日本はインターネット料金も安いですからね。
ただ、今後はもしかしたら、ネット料金が上がるかもしれないですね。
僕は今、ADSLで月額3200円くらいですが、100円くらい値上がりするんじゃないかなぁーとも思います。
というのも、数年前までウェブサイトと言えば、テキストと写真がメインでした。
しかし、YouTubeの登場以来、動画を見るトラフィックが圧倒的に増えましたからね。
つまり、ISP(インターネットサービスプロバイダ)は施設の増強を迫られます。その分、月額料金が上がってしまうのではないかと。
最初に値上げを実行するプロバイダは勇気がいるでしょうね。会員が他のプロバイダに流れる可能性がありますからね。
でも、1社が値上げしたら続々と他社も値上げするのではないでしょうか。
話は変わって、FTTHのシェアについてです。
FTTH市場における事業者別シェアの推移を見ると,1位のNTT東西はそのシェアが急増し,2007年3月末で69.0%に達した。2位の電力系事業者のシェアは10.0%と低下傾向にあり,NTT東西との差は次第に拡大しつつある。3位のKDDIは,2007年1月に東京電力のFTTH事業などを統合したことに伴い,6.6%のシェアを獲得。4位のUSENは6.2%となり,シェアの低下が続いている
もうNTTの圧勝ですね。
FTTHが当たり前の世の中になった時に、一番ダメージを受けるのはYahoo! BBでしょう。
日本にADSLの普及させたYahoo! BBですが、FTTHではもう勝てないと思います。
