スパムメール経由の「男性機能強化」製品の年間販売額は約3億5000万円
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ZDNet Japan『スパムメールの収益性が明らかに』より
カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究者が、Stormボットネットによって生成されているスパムメールの投下資本収益率を明らかにした。1通のメッセージに対する応答率は驚くほど低いにも関わらず、この率はスパム業者が収益を上げるには十分なものだった。
毎日嫌がらせのように届くスパムメール。
2007年に送信された電子メールのうち90~95%がスパムだったというくらい、インターネット上でやり取りされているメールのほとんどはスパムメール(迷惑メール)です。
なぜ、これほどのスパムメールが流れているのか?
それは、スパムメール業者が儲かるからです。
では、どのくらい儲かるのか?
同チームのデータと分析は、さまざまな「男性機能強化」製品の平均支払額100ドル前後の販売を28件行うのに、3億5000万通のスパムメールが必要だったことを示している。この比率から推測すると、Stormボットネットによる医薬品の年間販売額は約350万ドルとなる。
「男性機能強化」ってバイアグラとかですよね。
僕はオーストラリアで働いている時に、バイアグラのCD-ROMを作ったことがあります。
オーストラリアでは、医療品なんですよね。
だから、CD-ROMを作る時に参考にした仕様書などもあやしい感じは一切なく、まさに医療品という感じでした。
パッケージ(箱)も薬みたいな感じでしたし。
話を戻して、バイアグラなどのスパムメールを送ることによって、スパム業者は年間約350万ドルも売り上げているということです。
日本円にすると、1ドル100円計算で3億5000万円です。
買う人はいるんですねー。ちょっと驚きです。
28件の販売をするのに3億5000万通のスパムメールが必要ということは、1件販売するのに1250万通のスパムメールが必要だということです。
成約率を計算すると0.000008%とめちゃくちゃ低いです。
でも、大量にスパムメールを流すことによって、年間約3億5000万円も売り上げているんですね。
スパム業者は、成約率の悪さをコンピューターを使った大量送信でカバーするビジネスモデルなんですね。
ちなみに、スパムメールの反応率が最も低い国にアメリカと日本が入っているそうです。
アメリカと日本はアンチスパム技術に多額の投資をしているのが原因のようです。
そういえば、僕が使っているプロバイダも最近、「おまかせスパムブロック」というサービスを開始しました。
今までは自分でやる必要があったんです。メールの件名やメアドなどを指定して。
「おまかせスパムブロック」サービス開始以来、確かにスパムメールの数は減りましたね。
ただ、スパム業者は新たな穴を見つけて送り続けるので、徐々に増えてくると思いますが。。
そう考えると、アンチスパムの技術をどんなに改良しても、イタチごっこに終わるような気がします。
一番の解決策はスパム業者がスパムメールを配信するモチベーションを下げること。
つまり、スパムメールを送っても儲からなくすることです。
買っちゃダメなんですよ。スパムメール経由では。
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