ジム・ロジャーズ、「19世紀は英国」「20世紀は米国」「21世紀は中国」の時代
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プレジデントロイターにアメリカ人投資家のジム・ロジャーズのインタビューがありました。
このインタビューでジム・ロジャーズが言っていることが、すごく的を得ていると思いました。
僕は投資とか一切やりませんが、いくつか発言をピックアップしてみます。
アメリカは今、コントロールを失っています。かつて債権国だったこの国は、今や世界最大の債務国になってしまいました。債務は13兆ドルにもおよび、借金をしながら国を回しているという有り様です。
日本の借金も2007年度末の時点で約850億円ありますが、アメリカの借金は1ドル100円計算だと日本円で1300兆円もあるんですね。。
なぜか、日本の借金がすごく小さく見えてしまいます。。小さくないんですけどね。。
これまで米ドルは世界の基軸通貨でしたが、今後はその地位を失うでしょう。時期は明言できませんが、この流れは不可避だと思います。ちょうど、60年代にイギリスのポンドが失墜したときの状況とよく似ています。
世界の基軸通貨がポンドからドルに変わった時って、世の中はどんな感じだったんでしょうか?
ジム・ロジャーズは今の状況と似ていると。
そして、「米ドルの次に基軸通貨は?」という質問に対して、「それはわかりません。ユーロかもしれないし、中国の人民元かもしれません。いずれにせよ、変化の兆しに気づき、時代の潮の変わり目を見抜いた人が得をするのです。ポンドから米ドルに基軸通貨が変わったときも、損をした人と利益を上げた人がいました。」と答えています。
投資家として成功したいなら、投資の神様と言われている人々の話を聞くよりも、歴史や哲学を学んだほうがいい。そのために欠かせないのが読書です。歴史書や哲学書から歴史的教訓に学び、物事に対する洞察力を磨く。そうすれば大局をつかむことができるし、将来の変化も予測できる。歴史は繰り返すのです。
ジム・ロジャーズの発言を見ていくと、「歴史をすごく学んでいるなぁー」という印象を受けましたが、やはり歴史的教訓が得られる読書をしているようですね。
この本の著者も歴史学、心理学、哲学を学んだ方がいいと言っています。
サブプライム後の新世界経済~10年先を読む「経済予測力」の磨き方~
中原 圭介
自分の目で世界を見て回ることも大切です。私は2度世界一周の旅をして(1回目はBMWのバイク、2回目は特注のベンツで116カ国を回った)、冒険投資家と呼ばれていますが、今、その経験が大いに役に立っている。「次は中国の時代が来る」と確信したのも、88年にバイクで中国を横断し、そこに潜む可能性を肌で感じたからです。
「移動距離とクリエイティブは比例する」という僕の好きな言葉がありますが、ネットでボーダレスに他国の情報を得ることになった時代だからこそ、自分の目で見て、手で触って感じた情報こそ大切だというのは同感ですね。
僕も世界一周をしたいですね。
冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行 日経ビジネス人文庫 (日経ビジネス人文庫)
林 康史 林 則行 
冒険投資家ジム・ロジャーズ世界大発見 (日経ビジネス人文庫)
Jim Rogers 林 康史 望月 衛 
テレビや雑誌、インターネットで得られる知識や情報に頼ってはいけません。賢明な投資家であるためには、自分自身で経験し、自分の頭で考えること。だから私はテレビを見ません。若い人はインターネットに依存していますが、ネット上の情報で「世の中を理解した」と信じている人の視野は狭い。投資で成功したいのなら、それを心に留めて、自分の眼力を磨いてください。
この部分はちょっと胸が痛みます。
僕もテレビはそれほど見ませんし、見るとしてもHDDに録画して2倍速で観たりしていますが、インターネットで得られる知識や情報が多いというのも事実ですね。
ネット上の情報で「世の中を理解した」と思っている部分もあるかもしれません。。
私は長期的な中国経済の見通しを楽観しています。今後30年、中国が有望な投資先であることに変わりはない。近い将来、中国経済はアメリカを抜いて世界最大の規模になります。19世紀は英国、20世紀は米国の時代でしたが、21世紀は中国が世界の中心になるでしょう。
「19世紀は英国」「20世紀は米国」「21世紀は中国」ですか。
日本の出番はやはりないようですね。。
中国には資本主義経済が浸透しています。人々は勤勉に働き、収入の約35%を貯蓄や投資に回す。そんな国が成長しないわけがありません。
誰が言っていたか忘れてしまいましたが、海外にいる中国人と日本人では最初は日本人の方がリッチなんだけど、そのうち中国人オーナーのマンションを日本人が借りることになってしまうと。
中国人は見栄などはらずにお金を貯めてマンションのオーナーになるけど、見栄のある日本人は高価な車などを買ってしまってお金が貯まらないから、いつまでもマンションのオーナーにはなれずに、借りてのまま。
そんな話を聞いたことがあります。
先日「アジアの富裕層は月収の25%を貯金している、韓国人は31%も」という記事を書きましたが、アジアの富裕層の貯蓄率ってびっくりするほど高いですよ。
韓国人:31%
中国人:28%
台湾人:26%
ちなみに、アメリカ人の貯蓄率は2%ほどらしいです。
アメリカ人が消費して、他国が儲かるというのが今までの世界の図式ですからね。
中国以外の国では、ブラジルや台湾、モンゴルなどが興味深い。広大な国土を持つモンゴルには天然資源が豊富に眠っています。世界的な資源不足を背景に、今後さまざまなビジネスチャンスがあるのではないでしょうか。
ブラジル、台湾、モンゴルですかぁー。
僕も台湾には注目しています。
なぜなら、女の子がカワイイから(爆)。
僕がオーストラリアにいた時に、一番可愛い子が多かったのが台湾人だったんですよね。
オシャレな子が多かったです。
生まれたときから中国人のベビーシッターをつけたのです。おかげで五歳になる長女は美しい北京語を話します。
21世紀は中国が世界の中心になると言っているジム・ロジャーズなので、子供にも中国語を学ばせているようですね。
僕もこのインタビューを読んでから、英語をマスターしたら次は中国語を勉強しようとか思ってしまいました。
昨年、これまで住んでいたニューヨークの家を売って、シンガポールに一家で引っ越しました。北京や上海、香港に住むことも考えましたが、これらの都市は公害がひどいため、中国語と英語が使われていて教育や医療の水準が高いシンガポールを選んだのです。今年生まれた次女も、そのうち中国語と英語を話せるようになるでしょう。
シンガポールは海外の優秀な人を引き込む政策を国レベルでとっていて、1億円以上投資した投資家にはほぼ無条件で永住権が与えられるんですよね。
また、シンガポールはアジアの金融の中心なので、投資家にとってもアメリカと遜色ないんでしょうね。
やがてアジアの時代が来ることを考えれば、中国語の語学力とアジアでの経験が、親として娘たちに与えてやれる最上のスキルではないでしょうか。もし私が間違っていたとしても、中国語は世界中で約15億人が使っている言語ですから、学んでおいて損はない。日本の皆さんにも、子どもに中国語を学ばせることをお勧めします。
中国語を学びたいですが、その前に中国に行ったことがないので、まずは中国に行ってみたいですね。
商品と株の強気相場は交互にやってくるのです。つまり株式が上がれば商品が下がり、株式が下がれば商品が上がる。それが18年から20年の周期で巡ってくることは、過去を遡れば明らかです。商品の上げ相場は99年にはじまったので、あと10年ほど強気の相場が続くでしょう。
ちょっと前に、トウモロコシがすごく値上がりました。
エタノール需要と中国やインドといった大国が膨大に消費するようになったから、需要に比べて供給が追いつかなくなってしまったんですね。
ジム・ロジャーズは2019年頃までは商品の時代が続くと言っています。
ジム・ロジャーズが語る商品の時代 (日経ビジネス人文庫)
Jim Rogers 林 康史 望月 衛 
過去50年間、日本人は勤勉に働いて繁栄を築き、世界第2位の経済大国の地位にのぼりつめた。が、今後50年間、同じような成功を享受できるとは思えません。特に少子化は大問題です。少子化に有効な手も打たず、移民も受け入れなければ人口が減って国民の生活水準は下がる。そして負債だけが膨らんで、若者がそれを払い続けなくてはいけないのです。
人口が減るということはその国の労働力が減るということですからね。それは、そのまま国力の減少につながります。
アメリカは移民政策をとって人口を増やしてきました。2006年には3億人の大台に乗せ、2043年には4億人に達する言われています。
日本の場合は、働けないお年寄りばかりがどんどん増えていく国ですからね。。
アメリカのように移民を受け入れることしか解決策はないと僕は思っています。まぁ、色々と問題はあるのでしょうが。
これほど自由に外国に渡航できる国でありながら、最近の日本の若者は海外に目を向けず、パスポートすら持っていない人も多いとか。何ということでしょう。かつてアジアで最も豊かな国であったはずのビルマ(現ミャンマー)や、元英国領で一番発展していたガーナも、内向きの政策を取ったとたんに没落していきました。豊かな国も鎖国的な政策をとれば必ず衰退すると歴史は証明しているのです。
「内向きの政策を取ったとたんに没落」「豊かな国も鎖国的な政策をとれば必ず衰退すると歴史は証明している」
この2つのセリフが非常に印象的です。
僕も歴史をもっと勉強して、ジム・ロジャーズのように世の中を俯瞰できるようになりたいですね。
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