2009年03月31日
雑誌「Hanako(ハナコ)」の売り上げが好調、フォトディレクションに切り替え
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日経トレンディネット『『Hanako』が絶好調 “雑貨化”する女性向け情報誌とは!?』より
有名雑誌の休刊が相次ぐなど、雑誌とりわけ情報誌が伸び悩みを見せる中、「Hanako」(マガジンハウス)の売り上げが好調だ。部数不振をきっかけに誌面のリニューアルに取り組み、昨年7月のリニューアル号(7月24日発売号)で9万部を完売。1万部を増刷したのを契機にその後、月に1冊のペースで完売・増刷が出ているという(「Hanako」は月に2回発売)。
売れない雑誌が増えていく中、マガジンハウスの「Hanako(ハナコ)」の売れ行きが好調ということです。
2008年7月のリニューアルで何を変更したのでしょうか?
(1)表紙をイラストディレクションからフォトディレクションへ変更
雑誌「Hanako(ハナコ)」の表紙といえば、イラストを使ったデザインという印象が個人的には強いですが、リニューアル後は写真を使ったフォトディレクションに変更しています。
リニューアル前の表紙



リニューアル後の表紙



リニューアル前と後では全く別の雑誌のような感じです。
僕はコンビニで「Hanako」を見逃しているかもしれません。どうしても、あのイラストディレクションの表紙の印象が強いんですよね。
それにしても、ここまで変えるのは勇気がいったでしょうね。人って変化を嫌がる生き物ですからね。
(2)リニューアル号の特集として提案したのは「東京カフェ案内」と題したカフェ特集
この「東京カフェ案内」はリニューアル前までの約2倍の部数を売り上げたそうです。
やっぱり、東京の女性はカフェ好きなんですね。僕も好きですが。
インターネットが発達してメールやスカイプで気軽に低コストでコミュニケーションがとれる時代になりましたが、そんな時代でも実際に会って人の顔を見ながら話すコミュニケーションは重要ですからね。
そんな場に時間を素敵なカフェで過ごしたいという需要はいつの時代でも不変だと思います。
あと、やっぱり、食って強いなぁーと。テレビ番組でも食を扱ったものは視聴率がそれなりにとれるらしいですからね。
(3)ビジュアルを重視した紙面構成
表紙だけでなく、中の紙面構成にも写真選びとレイアウトには時間をかけているそうです。1枚の写真を選ぶのに5分、見開きのレイアウトの写真の選ぶ時には1時間もかけるとか。
マガジンハウスのウェブサイトで「Hanako」が立ち読みできるページがありました。


なんだか、ちょっとした写真集のような紙面構成です。写真が素敵ですね。
部屋に置いてあったら、その部屋がおしゃれなカフェのようになる雑誌。友達が遊びに来ても、ちょっと自慢できるような雑誌。そんな方向性なんでしょうか。
(4)判形をワイド判に変更
ちょっと大きくしたんですね。これによって、より写真の良さが伝わります。
(5)1冊の特集に多数の編集者がかかわるこれまでのシステムを廃止
社員編集者1人が一つの特集をすべて担当しているそうです。
こうなると、社員のその特集に対する思い入れも責任感もアップしそうですね。
「他の社員がやった特集には負けない」みたいな感情も生まれるでしょうし。
(6)本屋でファッション誌と一緒に並ぶことも
フォトディレクションによりビジュアル重視のデザインにしたことより、本屋ではオシャレなファッション誌と一緒に並ぶこともあるとか。
これよって、今まで「Hanako」を手に取らなかった新しい層に訴求できますね。
(7)家に持ち帰って読む
今まで職場の昼休みや電車内だけで「Hanako」を読んでいた読者が、自宅でも読むようになったとか。
(8)ネット販売を通じて地方からも購入
東京に憧れている地方在住の人は、東京のカフェの写真をたくさん見れる「Hanako」は貴重な情報源なのかもしれません。
東京で当たり前のように目にする光景は、地方の人にとっては別の国のように映ることもあるでしょうからね。
(9)特集で「東京いい男カタログ」
東京で働く一般の男性を職業別などで分類し、写真と生年月日・血液型・身長・勤務エリアなどのプロフィールを載せたそうです。
読者モデルを使わないこういった特集は、20代以上を対象とした女性向け情報誌としては珍しいそうです。
そういえば、僕が学生の時にファッション雑誌で「おしゃれなヌード」というオシャレな一般女性のヌードコーナーができて、話題になりました。
後で美容師さんに「これって、一般女性じゃなくてAV女優だよ」と聞いた時はショックを受けた記憶が・・・。
話がちょっとズレましたが、こういった一般の男性を掲載することで、自分の好みの男性を見つけた女性は、そのお店まで出かけていく人もいるんでしょうね。
友達とも盛り上がりそうです。「写真の方がいい男だった〜!」みたいな。
と、このような表紙や紙面構成やコンテンツの変化があり、雑誌「Hanako」の売り上げは伸びているようです。
あとでコンビニに行ったらチェックしてみようと思います。
それと、全く話は変わりますが、このニュースはYahoo!ニュースの雑誌記事で知ったのですが、Yahoo!から飛んできたユーザーは、
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090324/1024851/?ST=yahoo_headlines
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090324/1024851/?ST=yahoo_headlines&P=2
のようにURLで認識しているんですね。
Yahoo!からじゃなければ、URLは、
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090324/1024851/
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090324/1024851/?P=2
ですからね。
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