2009年04月20日
シリコンバレー在住の渡辺千賀さんの講演、これからのチャンスは個人に
スポンサード リンク
日経のITproにシリコンバレーのコンサル会社「Blueshift Global Partners」の社長・渡辺千賀さんが講演で話した内容が掲載されていて、これが非常に興味深い内容でした。
この講演で紹介されたサイトや印象的な講演内容をメモ的に投稿します。
シリコンバレーでは、今でも未公開だが高収益なベンチャー企業が生まれており、2009年のベンチャー・キャピタルによるIT系ベンチャへの投資は6億ドルに達している。
○レストラン予約サイトOpenTable
40億円の利益を上げる。
○靴販売サイトZappos
約1000億円の売り上げを達成。
インターネット・サービスと組み合わせたハードウエアがヒットしている。
○Eye-fi
無線LANを内蔵し撮影した画像を簡単にネットにアップできるメモリー・カード。
○Chumby
ユーザーが作るウィジェット(ミニ・アプリケーション)をダウンロードすることで様々な用途に使える。
○Flip Video
USBコネクタを内蔵しネットに動画を簡単にアップできる。
動画配信でも売り上げを伸ばすサービスが出てきている。
○郵送ビデオ・レンタルの米Netflixが始めたXBox向けの有料動画配信サービス
1000万人が登録し、15億分間のダウンロードあり、株価はストップ高。
Xbox.com | Netflix - Xbox 360 & Netflix
The Official Netflix Blog: Netflix Movies on Xbox 360
○Hulu
米FOXと米NBCという2大テレビ局によるインターネット動画配信サービス。
2008年の広告収入が約65億円,2009年は120億円を見込む。
これからのチャンスは個人に開かれていると渡辺氏は言う。個人が組織に属さなくとも,地理的にどこにいてもグローバルに仕事を得たり,製品を販売するためのインフラが整ってきたからだ。「新しい社会の仕組みと働き方が出現している」
僕も同じように思いますね。
決められた時間に、決められた場所へ、決められた服装で会社に行かなくても、仕事をできる環境が整ってきています。
もちろん、会社に行かなければ学べないことや得られないこともあると思いますが。
新しい社会の仕組みと働き方の例。
○“バーチャル・コールセンター”のLiveOps
働きたい人は自宅にいながら電話による顧客対応の仕事を請け負う。2万人を組織しており、電話対応の成績がいい人に優先的に電話がつながる仕組みを構築しているため高いスキルを持つ人材が登録。
声優のマーケットプレイス。声優はオンラインで仕事を請け負い,録音したファイルをネットで送付。ハリウッド映画の予告編のナレーションもこの方法で吹き込まれた。
仕事を得るために信用を作る過程もネットで行われる例。
○LinkedIn
ビジネスSNS。17日ごとに会員が100万人増えている。
個人で開設したサイトが100億円規模の売り上げを上げている例。
○Craigslist
3行広告を掲載するCraig Newmark氏が個人で始めたサイト。現在毎月3000万件の広告,200万件の求人情報が掲載。フォーラムユーザーは1億人。推定売り上げは3年前で年80億〜150億円。現在もオフィスはサンフランシスコの普通の民家。従業員は25人程度。
iPhoneのアプリケーションを販売するApp Storeでは、1カ月で1000万円を売り上げた学生や、8000万円を売り上げて会社をやめ起業した技術者がいる。
渡辺 千賀さん曰わく「プログラムを書ける人にとっては,AppSotreは世界中にお店ができたようなもの」とのこと。
その他、僕が印象的だと思った渡辺 千賀さんの言葉を引用します。
自分の専門分野を持ち,情報を発信すること。人のネットワークを作ること。それが「個人の時代」を生きるために必要なこと
ブログやSNSは有効な手段になる。「個人的な話題より,専門分野の情報を発信しよう」
漠然とした願望を,具体的な目標に置き換える。例えば「英語がうまくなりたい」という願望を,「この学校に留学したい。そのためにはこの試験で何点取らなければならない」という目標に置き換えれば,実現するためのステップが見えてくる。
「3年以上未来のことは誰にもわからない」(渡辺氏)。であれば最も確実な投資は,「自分を成長させる場所に自分を置く」こと。それは自分自身にとっての責任
いいこと、言いますねー。この講演は生で聞きたかったです。
ITpro: 「インターネットは収穫期,チャンスは個人にある」---米Blueshift 渡辺千賀氏
渡辺 千賀さんは本も書いているですね。今度読んでみようと思います。
スポンサード リンク
