当ブログをMovable TypeからWordPressに移行しました体験記!注意点を網羅!

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2006年からブログ構築ツール「Movable Type(MT)」で運営してきた当ブログですが、とうとう「Movable Type」から「Wordpress」に乗り換えることにしました。

「乗り換え理由」と「移行の際に注意する点」を書いておこうと思います。

これからMTからWPに移行する人は、当記事を読んでおけばスムーズに移行できるかもしれません。

MTからWordpressに乗り換える理由

  • MTはバージョン3からバージョンアップしてなかった。。
  • MTはバージョンアップの敷居が高かった。面倒くさかった。。
  • WordPressはすでに他サイトで使っていて、すこぶる使い勝手がよかった。
  • WordPressはバージョンアップが簡単。ボタン押すだけ。
  • WordPressはプラグインで簡単に機能が追加できる。
  • WordPressはスマホに対応させるのも楽。
  • MTよりWordpressの方がユーザーが多いので、何かと情報があふれている。

こんな感じでしょうか。

一番の理由はスマートフォンからのアクセスがすごく増えていることですね。

以下は当ブログの2012年9月のアクセス解析の情報です。

訪問者数18500人に対して、モバイルユーザーの数は6678人です。

つまり、全体の36%はモバイルユーザーということです。

今後、モバイルユーザの割合はもっと増えていくことでしょう。

アクセスの半分はスマホという時代はそれほど遠い未来ではないでしょうね。

OS順ではiOSとAndroidが2位と3位です。

僕はPC版とスマートフォン版を2つ用意しようとは思いませんでした。

1つのサイトで自動的にPC版とスマートフォン版に切り替わるようにしたかったのです。

「レスポンシブwebデザイン」ってやつですね。

レスポンシブ・ウェブデザイン標準ガイド あらゆるデバイスに対応するウェブデザインの手法
レスポンシブ・ウェブデザイン標準ガイド あらゆるデバイスに対応するウェブデザインの手法

これが比較的簡単に実現できるのが、MTよりワードプレスだったということです。これが移行の理由です。


ワードプレスに特化した高速レンタルサーバー

MTからWPへの移行体験記

さて、ここからは移行手順を解説していきます。

普通にやったのではURLが変わってしまったり、本文に改行が入らなかったりなどの問題が起こるので、それらを解決しながら移行していきます。

ただし、当ブログの場合はMTのバージョンが3.32と比較的古いです。

ですので、MTバージョン4以降の場合は、多少手順が変わってくるかもしれませんし、同じかもしれません。

MTで記事を書き出し

まず最初にMTの管理画面で今まで書いた記事を書き出します。

左側のメニューで「読み込み/書き出し」をクリックし、「エントリーの書き出し」タブをクリックして、「エントリーを書き出す」ボタンをクリックします。

すると、拡張子が「.txt」のテキストファイルがダウンロードされます。

ただし、ここで注意する点があります。

それは、普通にエントリーを書き出してしまうと、ワードプレスにインポート(読み込み)した際にURLが日本語URLになってしまうのです。

というのも、先ほどMTからダウンロードしたファイルにはURL情報が掲載されていないからです。

そこで、このファイルにURL情報を掲載した形でダウンロードするようにカスタマイズします。

「/lib/MT/ImportExport.pm」ファイルをカスタマイズ

MTから書き出したファイルにURL情報を掲載するには、MTのシステム内の「ImportExport.pm」ファイルを変更する必要があります。

場所は「/lib/MT/ImportExport.pm」ですので、FTPでダウロードします。

そして、「ImportExport.pm」の524行目あたりに「## Create template for exporting a single entry」というコメントがあります。

このコメントの8行下の

STATUS: <$MTEntryStatus strip_linefeeds="1"$>

の次の行に

PERMALINK: <$MTEntryPermalink$>

を追加して、FTPでアップロードします。

これで、URL情報も含んだファイルがダウロードできるようになります。

ちなみに、記事のID情報も維持したまま移行したい場合は、さきほど追加したコードの下に

ID: <$MTEntryID$>

と追加すれば、ID情報も含んだファイルがダウロードできます。

さて、ここまでがMT側の作業です。

つまり、MTでする作業というのは「記事の書き出し」のみです。

ワードプレスをインストール

さて、ここからはワードプレスの作業です。

まずは、ワードプレスをインストールしましょう。最近のレンタルサーバーでは簡単にワードプレスがインストールできる機能が付いています。

オススメは「ヘテムル」と「エックスサーバー」ですね。この2つのレンタルサーバーならあっという間にワードプレスのインストールが終わりますし、複数のサイトでワードプレスが運用できます。

パーマリンクを設定

インストールが完了したら、さっそくMTでダウロードした記事ファイルをインポートしたいところなのですが、その前にやるべきことがいくつかあります。

まず「設定」→「パーマリンク設定」でURLの形態を設定します。

当ブログの場合「ドメイン名/年/月/ファイル名.php」なので、「カスタム構造」を選択し、「/%year%/%monthnum%/%postname%.php」と設定します。

MTの記事をインポート

次に、MTの記事をインポート(読み込み)します。

「ツール」→「インポート」で「Movable Type and TypePad」をクリックして、プラグイン「Movable Type and TypePad Importer」をインストールして有効化します。

これでMTの記事をインポートできる状態になったのですが、このままインポートしてしまうと、記事の本文に改行が入らない状態でインポートされてしまうという問題が発生します。

そこで、今度はプラグイン「Movable Type and TypePad Importer」をカスタマイズします。

FTPで「wp-content/plugins/movabletype-importer/movabletype-importer.php」をダウンロードし、455行目あたりの「if( !empty($line) )」をコメントアウトします。

コメントアウトは「// if( !empty($line) )」と「//」を前に付けるだけです。

これで、MTと同じような改行を維持したまま記事をインポートできます。

再度、「ツール」→「インポート」で「Movable Type and TypePad」をクリックします。

「ファイルを選択」ボタンをクリックし、MTで書き出した記事ファイルを選び、「ファイルをアップロードしてインポート」ボタンをクリック。

すると、記事が読み込まれます。

当ブログのように記事が2000以上ある場合は数分待ちますね。3分くらいかな。

「投稿」→「記事一覧」に行くと、記事が読みまれているのが確認できます。

これで、とりあえずの記事の移行は完了です。

インポートサイズの変更

使っているサーバーによっては、インポートできるファイルの容量が「2MB」になっている場合があります。

たとえば、「さくらインターネット」では2MBまでなので、当ブログのように2000記事以上ある場合、読み込むファイル自体の容量が9.2MBもあるので、読み込むことができません。

ヘテムル」や「エックスサーバー」なら200MBまで読み込むことができるので問題ありませんが、2MBだとかなりのブログがひっかかると思います。

そこで、この容量制限を2MBからもっと大きな容量に変更する必要があります。

変更するには、サーバーの管理画面に入り、php.iniを編集します。

「さくらインターネット」の場合は、左側のメニューの「PHP設定の編集」をクリックすれば、php.iniが編集できるようになります。

デフォルトでは何も書いていないので、ここに

upload_max_filesize = 12M
post_max_size = 12M

と書きます。

ここでは「12M」としていますが、これは12MBまでのファイルを読み込めるということです。

この数字は任意の数字にしてください。

あなのたインポートする記事ファイルが5MBだったら、「6M」とか「7M」で十分ということです。

カテゴリ名を手動で変更する

カテゴリはURLのように引き継ぎができないようですね。。

WordPressの場合、カテゴリ名が日本語だとカテゴリのURL(スラッグ)も日本語になってしまうんですよね。。

かなり調べたのですが、解決策が見つかりませんでした。

ですから、記事を読み込んだ後に手動でカテゴリ名を変更しました。

カテゴリの数が少ない場合はそれほど問題ではないかもしれませんが、当ブログのように74個もカテゴリがあるとこの作業は大変でした・・・。

しかも、MT時代は親カテゴリーと子カテゴリーで運営(www.nextglobaljungle.com/internet/news/)していたのですが、Wordpressでは親カテゴリーは使わないようにして(www.nextglobaljungle.com/news/)運営することにしました。

なんだか、Wordpressでも親カテゴリーと子カテゴリーを使うとなると、HTMLやCSSの設定が面倒くさかったんですよね。。

なので、カテゴリのURLは移行前と後では変更してしまいますが、これはよしとしました。

記事のURLだけ同じなら、それほど問題はないだろうと。単なる個人ブログですからね^^;

404 not found対策のプラグインを入れておく

移行後は、「404 Notifier」というプラグインを入れておけば、ユーザーが存在しないページを閲覧した時にメールで通知を受け取ることができます。

このプラグインはしばらくの間、入れておいた方がいいでしょうね。

オススメのワードプレス本

ワードプレスをカスタマイズするにあたり、僕が参考にした本は以下の2冊です。

WordPress レッスンブック 3.x対応
WordPress レッスンブック 3.x対応

WordPressデザインブック3.x対応
WordPressデザインブック3.x対応

MTからWPへの移行の際に参考にしたサイト

Movable Type のブログ記事インポートフォーマット

MovableTypeからWordPressへの完全移行方法

IDを維持したままMovable Type 3.2からWordPress2.0.2へ移行する

Movabletype から WordPress への移行(ついでにドメイン移行、パーマリンクリダイレクト)の方法

Movable Type から WordPress への移行 – WordPress Codex 日本語版

[WordPress] インポートで改行がなくなるのを防ぐ

WordPress データ移行 インポートサイズの変更

ブログ移行直後のリンク切れをチェックするために入れたい2つのプラグイン

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