人類は15世紀半ばに活版印刷で経済発展し、2045年に人工知能(AI)に追い抜かれる

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日本経済新聞の「AIと世界 人類を超えた未来図 能力を拡張/使い方で格差も」という記事が非常に面白かったので紹介します。

人工知能(AI)は人類の能力・知性を2045年にも追い抜くと予測されている。既に囲碁や将棋では人知を超え始めた。我々にとってどういう意味があるのだろうか。人、企業、国家の未来はどうなるのだろう。

人工知能(AI)が2045年に人類を追い抜くということです。

2045年というと、今は2016年なので29年後です。今20歳の人は49歳、30歳の人は59歳、40歳の人は69歳になった頃には人工知能が人間の知性を上回っているということになります。

最近の世界では、仕事を奪われたということで、移民排斥がヨーロッパでもアメリカでもよく見られる傾向となっていますが、29年後には人工知能(AI)排斥が主流になっているかもしれません。

20年後にはコンビニなどは無人になっている可能性は大ですよね。人間がやることは商品を棚に配列するだけみたいな。

実際、ファーストリテイリングのGUでは、「セルフレジ」という無人店舗をテスト的に出しています。

20年後には、マンションのベランダや一軒家の庭にドローンが荷物を運ぶのが当たり前の時代になっている可能性もあります。

アマゾンで購入した本や重量の軽い日用品などがドローンで配送することが法律的に認められたら、配送業の仕事も大幅に減ってしまうことでしょう。

金融の世界でも人工知能(AI)がどんどん入ってきていますが、将来的には世界最高のファンドマネージャーは人工知能(AI)かもしれません。

今の世界は、給料が安い外国人移民に仕事を奪われることに憤慨していますが、そのうち、人工知能(AI)に仕事を奪われて憤慨する人が増える世界になっていくと個人的には思っています。

数万年前にはもう言語を使っていたとされる人類だが、急激な経済発展を手にしたのはクリストファー・コロンブスの新大陸到達より少し前の15世紀半ばだ。ヨハネス・グーテンベルクの活版印刷が「限界」を壊し、記憶に頼ってきた人類は記録する文化を飛躍的に発展させた。

 「情報」からみた世界史は「平等化」の道のりだったといわれる。活版印刷は聖書の写本を不要にする一方、欧州に「均質な商業空間」を形成していく。商人たちが自身の成功物語やビジネスのノウハウを記した「商人の手引き」、世界で取引される商品や価格をまとめた「価格表」を各地で印刷し始め、一部の国や有力者による貿易の独占を崩した。

人類が急激な経済発展をしたきっかけは、15世紀半ば(1450年前後)の活版印刷の登場ということです。

印刷技術の登場のよって、記憶から記録に変わり、人類の記憶という限界を壊しました。

確かに、書物が生まれたことによって、いつでも情報を参照することが可能になります。

また、書物という形態で、情報を正確に伝達することも可能になります。

キリスト教が世界に広まったのも、聖書という書物があったことが大きいと言っている人もいます。

海外のホテルに泊まると、ベッドサイドの引き出しに聖書があることが多いです。

そして、インターネットの登場によって、暗記することの重要性が薄れています。

忘れてしまっても、いつでもパソコンやスマホで検索できてしまうからです。

人工知能(AI)はそんなインターネット上の情報と同じくらいの情報がディープラーニングによって暗記できてしまうような存在なので、まともに戦っても勝てる相手ではなさそうですが、味方に付ければ心強い存在だと思います。

今後、自分のビジネスに人工知能(AI)をいかに組み入れられるがポイントになることでしょう。

今年の年末年始は、人工知能に関する本を読んでみたいなぁ〜と思いました。

本をたくさん読むことって、個人が安価でバージョンアップするのに一番効率的ですよね。15世紀半ばに人類が印刷技術によって大きく経済発展したように。

人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊 (文春新書)

よくわかる人工知能 最先端の人だけが知っているディープラーニングのひみつ
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